平成21年10月11日(日)、兵庫地区秋季実践倫理講演会が神戸ポートアイランドホールで、行われました。
私も会友様のお誘いを受けて、3回目の参加をさせて頂きました。
早朝、3時に起床・正装をして会友の皆様と、5時に宍粟市山崎町をバスで出発
7時、神戸ポートアイランドホールの駐車場に到着、いつもながらに沢山の観光バスで駐車場は満車状態です。案内に従い入場いたし壮年席に着席しました。
会場は満席状態で、会友様の話によると今日の参加人数は5000名だとのことです。
〜 プ ロ グ ラ ム 〜
8時30分 開会の挨拶に続き、井戸兵庫県知事による来賓の挨拶
会長先生のご挨拶(秋季大会のご倫話)
演談 1. 照る日曇る日、皆善き日 広畑支舎 堤田富士子
2. 師の下に、我も人も王道を 婦人部講師 小夫知子
3. 「一番大切なもの」と学んで 本部講師 池端 惇
10時30分 閉会の挨拶
主催 社団法人 実践倫理宏正会 兵庫地区
後援 兵庫県、神戸市、県・市教育委員会
たいへん心に残る演談を拝聴し、今年も学ばせていただきました。
特に感銘したのは、「照る日曇る日、皆善き日」 広畑支舎 堤田富士子様の演談でした。
「一番大切なもの」
親孝行であれ恩返しであれ、それは身近な人に恩を感じ、感謝を具体的な行為で、
表そうとすることです。身近な人と自分との間に、あたたかい人間的な絆を回復し、
気持ちよく生きようとする。自分勝手主義とは正反対の方向へ向かう動きが加速して
きたのです。(中略)
厳しい経済状況を反映して、ときには「いらいら」したりもしますが、
巨大な世界経済の動向は、自分一人がいらだったり、心配したからといって、
どうなるものでもありません。
そんな無意味なことに心を乱すよりも、少し心の向きを変えてみよう、
そんな気分の反映なのでしょう。金銭至上主義が行き詰まったことで、
かえって人々は自然な心を取り戻し、自分の生き方を見直しはじめているのだと思われます。(中略)
そして、自分にできる「最善の努力」を「最も善き部分」に向けて重ね続けることこそが大切なのです。
−倫風十月号ご宏話より−